SILKY WOOD
SG4808(新品)
8ft8in ♯1 4P【クロスバック・専用ケース付き】
ハンドメイドのランディングネットメーカーで有名なSilky Woodのフライロッドです。(カムパネラ製)
発売されて間もない新製品。
キレのあるファーストアクションで、とても使いやすそうです。指定番手は ♯1 ですが、レベルライン(ランニングライン)からDT♯3まで乗せられるキャパシティーがあります。
このレングスの ♯1 というのは他に類を見ませんが、実用性には全く問題がないどころか、ドリフトに関しては、むしろ卑怯なくらいに軽快で有利です。
¥68,000(税込)
SILKY WOOD
SG4808(新品)
8ft8in ♯1 4P【クロスバック・専用ケース付き】
ハンドメイドのランディングネットメーカーで有名なSilky Woodのフライロッドです。(カムパネラ製)
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このレングスの ♯1 というのは他に類を見ませんが、実用性には全く問題がないどころか、ドリフトに関しては、むしろ卑怯なくらいに軽快で有利です。
¥68,000(税込)
SILKY WOOD
SG4808(新品)
8ft8in ♯1 4P【クロスバック・専用ケース付き】
ハンドメイドのランディングネットメーカーで有名なSilky Woodのフライロッドです。(カムパネラ製)
発売されて間もない新製品。
キレのあるファーストアクションで、とても使いやすそうです。指定番手は ♯1 ですが、レベルライン(ランニングライン)からDT♯3まで乗せられるキャパシティーがあります。
このレングスの ♯1 というのは他に類を見ませんが、実用性には全く問題がないどころか、ドリフトに関しては、むしろ卑怯なくらいに軽快で有利です。
¥68,000(税込)
ORVIS
LIME STONE(中古)
8ft6in ♯6 2P【クロスバック付き】
(アルミロッドケース・保証書は付属しません)
非常に古い竿ですので、経年によるコルクグリップの痩せ、アルミスクリューロックの腐食は否めません。
エンドキャップにこそ再接着の痕跡が見られますが、それ以外はほぼオリジナルの状態と言えます。
この時代のインスプリクションこそオールドオービスの証。もちろん、当時のオービス独特のアクションは健在です。
現状でも十分に実用に耐えますが、ラッピングだけは巻き直した方が良いかもしれません。
出来ればコレクションアイテムとして現状のままで残されることをお勧めいたします。
。
¥15,000
★不課税取引につき消費税は掛かりません。
★中古品につきノークレームノーリターンです。
ORVIS
LIME STONE(中古)
8ft6in ♯6 2P【クロスバック付き】
(アルミロッドケース・保証書は付属しません)
非常に古い竿ですので、経年によるコルクグリップの痩せ、アルミスクリューロックの腐食は否めません。
エンドキャップにこそ再接着の痕跡が見られますが、それ以外はほぼオリジナルの状態と言えます。
この時代のインスプリクションこそオールドオービスの証。もちろん、当時のオービス独特のアクションは健在です。
現状でも十分に実用に耐えますが、ラッピングだけは巻き直した方が良いかもしれません。
出来ればコレクションアイテムとして現状のままで残されることをお勧めいたします。
。
¥15,000
★不課税取引につき消費税は掛かりません。
★中古品につきノークレームノーリターンです。
FLY REEL
委託販売品の価格は出品者の希望価格です。価格交渉が可能な場合もありますので、お問い合わせください。
新品・中古品に限らすノークレーム・ノーリターンでお願いします。
FLY REEL
委託販売品の価格は出品者の希望価格です。価格交渉が可能な場合もありますので、お問い合わせください。
新品・中古品に限らすノークレーム・ノーリターンでお願いします。
フライフィッシング Q&A
【今さら聞けない?フライフィッシングの関する質疑応答】
Question 1
ドライフライに反応しないライズは存在するのか?
(プレッシャーは除外して)
Answer 1
釣れるか釣れないかは、やってみないと分からないけど
水面のフライに反応しない(しにくい)ライズは存在します
case 1
魚が注視している水域が違う場合
フライを落とす際、一般的とされる距離よりも遠い水域で餌を探している場合がある
フライを落とす場所を、さらに上流に取り、フライのドリフト距離は長く取る
case 2
ライズしているから、といって水面のモノを捕食しているとは限らない
そもそも、魚の視線が水面に向いていない
最終的に水面で捕食した…という結果のライズ
Question 2
アウトリガーとルースニングによるニンフィングの違いは?
Answer 2
アウトリガーは、直接的なロッド操作により
ロッドティップからのラインテンションを絶やさずに
疑似的にナチュラルドリフトを演出する釣り方
もしくは点の釣り
サイトフィッシングなどで、魚の挙動を直接目視してストライクを取る場合を含め
フライ先行のドリフトになる事が多い
ルースニングは、そのロッドティップの役割をマーカーに任せる釣り方
ただし、マーカーにストライクが出るようにするには、フライは常に後追いのドリフトでないと駄目
線の釣り
Question 3
バーブレスフックは本当にバレやすいのか?
Answer 3
ファイト中にラインテンションが途切れなければ
早々にバレるものでもない
バーブド・バーブレスに関係なく、慎重なやり取りでバラすこともあり
これはフッキングした時の雰囲気で、なんとなく察せる事が多くある
なので、バラシの原因はフックのせいだけではない!と
考えた方が、最終的には
気が楽
…でないと、怖くてバーブレスが使えなくなるし
いまだバーブレスが使えない、という釣り人の大半は、
この心境から脱せないでいるから…ではないのかしら?
Question 4
フライとリーダー・リーダーとティペット・ティペットとフライ。お薦めの結び方は?
Answer 4
フライラインとリーダーはヒートノット
リーダーとティペットはエイトノット
フライとティペットはフリーノット
マッチザハッチの釣りでは、結束に時間が掛かるようだと、直接釣果に影響するので
どんな条件でも(雨、風、夕方)10秒台で完結できることが第一条件
絶対強度より結束速度
【注意】
フライラインのコアがブレイテッドの場合のみ有効です
Question 5
ストマックポンプって必要?! 魚に与えるダメージとは?
Answer 5
胃の内容物を調べることは
永遠に会話することが出来ない魚達の「真意」「思考」を推し量る上では
最も正確、かつ合理的な手段
自分の釣りの高みを目指していきたい、という方にとって
ストマックポンプは
必要不可欠
(残酷だと捉える方もいるが、内容物を調べるために魚を殺し解剖することに比べたら、全然優しい)
どんな虫が出ていようが、結んだフライに出れば関係ない…
っていう「自己完結型」釣りで満足な方には
全く必要はない
ダメージに関しては
殆どなし
(と言われているけど)ヤリ方にもよる
暴れる魚を押さえつけたり、無理やりチューブを突っ込むような行為は
ストマックどうのこうの言う前に
当然NG
正しいやり方を覚えることは当然のこととし…あとは
数をこなすことで、普通に上手になること
逆に言うと、うまくやれる自信がない方は
無理にやらないこと
Question 6
♯2以下のラインは必要か?
Answer 6
使うことは充分可能
だけど
日本の一般的な中流域河川で想定される状況の全てに対応するには
いささか心細い
本流などで立ち込みながらの釣りだと、落としたラインが自分が立ち込むことにより発生する
「ヨレ」が原因でラインのキンクが発生することもある
上手に使えれば、かなり面白い釣りができるけど
それなりに気難しい面もあるので
玄人向き
Question 7
ルースニングマーカーにはどんなアタリが出るのか?
Answer 7
フライを咥えた瞬間のアタリはマーカーには、まず出ない
と思ったほうが良い
誰の目にも明らかな「引き込まれる」ような激しいアタリは
その大半が魚がフライに違和感を感じ、拒絶する時のリアクションによるもの
「上手くフライを吐き出し来れなかった魚」
が運悪く?フッキングしてるだけ、とも言える
ルースニングで釣れてくる魚は、ドライフライやサイトフィッシング、リトリーブの釣りと比較して
口腔際にフッキングしてくる魚が意外に多いのは、そのせいと考えている
少しで長く魚がフライを咥えてくれていたり
フライを吐き出す際に、口腔内の何処かにフライが掛かってくれるように仕掛ける必要があり
そういう時に出る、かすかな魚信というのは
流れているマーカーが、ほんの一瞬だけ
「止まる」「遅くなる」
といった些細な変化のみである
この一瞬を見逃さずにセットフックを決めるのは
ドライフライでフッキングさせる時より、遥かにシビアと考えている
Question 8
ライズが始まりました。どのタイミングでフライを流したら良いのか?
Answer 8
フライに、おおよその見当がついているなら
なるべく早めに流す!
ライズの頻度は虫の流下量とシンクロする
まだ、流下が始まったたばかりで、ライズが散発な時は
魚が積極的に餌を探し始めたばかりの状態
大きくレーンを外さなければ、向こうからフライを見つけに来てくれる
こんな願ってもないチャンスを
ミスミス逃す手はない
流下量が増え、魚があまり移動せず
定点で定期的にライズを始めてしまうと、かなり厄介
もうこうなると、膨大な流下量の前においては、フライはただのゴミ以下の存在に成り下がる
安定を待っていたら、散発のまま「ライズ終了」という事もあるので
とっとと流して決着させてしまうのは
もはや、セオリーといっていいくらい
Question 9
フタバコカゲロウのライズは、そんなに難しいですか?
Answer 9
難しいので
個人的には苦手
早く虫が変わらないかなぁ…と祈ってしまいます
ダンやスペントの釣りであれば、普通に対処できますが
ことイマージャーの釣りになると、その難易度は一気に上がります
フライとして「やりたいこと」はあるし
たまたま釣れることはあっても、釈然としない部分が多くてスッキリしません
希望とすれば
水面直下で「サスペンド」した状態でドリフト可能なフライ
があれば、まだ何とか出来る気がします
(個人的な意見でスイマセン)
Question 10
リーダーとティペットって、そんなに長くする必要があるの?
Answer 9
必要性については、個々の判断に任せるとして
フライから手前の糸(ティペット・リーダー・フライライン)に関しては
細くて長いに越したことはない
【ただし、先端までしっかり自分がコントロールできる範囲内で】
これに異論を唱えるお師匠さんをもったお弟子さんは
いたずらにハードルを上げられ、いらぬ苦労を強いられていると思っていい
(まぁ、所詮は遊びなので選択は個々の自由です)
ロングティペットが普及し始めた頃の認識の一つとして
「フライをターンさせない為のシステム」であり「ターンオーバーさせては意味がない」と
当時の諸先輩方に言われたことがあります
で、実際にターンできないくらい長いティペットを使った釣りはどうなるか…というと
フライに出た魚達の大半が、ティペットを首に巻き付けた状態のスレ掛かりになり
また、風の日にはトラブルの連続で、どうしようもありませんでした
また、釣っていてもコントロール感が全くなく
全然面白くない
(だけど悲しいかな、それでも結構釣れちゃう)
流石にこれは違うなぁ
という結論に達しました
それ以降は、♯20くらいのフライなら無風状態、ホールなしで
ターンオーバー出来るギリギリのセッティングを導き出して使っています
(それが自分の場合には、だいたい19ft)
※着水後のメンディングは、基本なし
長いティペットの分「フライラインを曲げれば」ロングリーダー&ティペットは必要ない
と、おっしゃられる方も(未だに)見受けられますが
同じ置き方ができたところで
ラインの太さが受ける流れの影響を考えると、とても同じドリフトにはならない
ただ、そこをテクニックでカバーして釣る!
という視点は、当然ながら有り
Question 11
本流で尺ヤマメが釣れません。尺ヤマメを釣るコツなんてあるの?
Answer 11
目の前でライズしている魚を
手当り次第に釣っているうちは、多分釣れません
(経験談)
尺ヤマメとの出会いを巡り合わせに期待しているうちは、なかなか釣れないモノですし
運良く掛かったところで
テンパって
バラすのがオチ
基本、本流の尺ヤマメは狙って釣るモノです
以前、渋谷さんと渡良瀬の尺ヤマメの話になった時
「●●橋から〇〇橋の間を、くまなく叩いた時、放流魚の尺(状態の良くない)は釣れたけど
写真のような、あんな尺ヤマメ(どうやら仲間が送った写真のような魚)が、本当に渡良瀬川で釣れるのか?」
という会話になりました
その際の僕の回答は
「魚は確かに居るし、写真の魚自体は嘘ではないと思うけど…
釣ってる場所はピンポイントで、そのポイントは恐らく教えてくれないと思います」
(僕に相談してくれれば、ひとつくらいならポイント教えてあげたけど(笑))
つまり本流の尺ヤマメに限っていば
フライパターンや、テクニックだけで
どうにかなる問題ではない…ということ
釣れる場所(ポイント)が
ある程度決まってしまっているのです
「鮎は石を釣れ」と言いますが、僕は尺ヤマメも「石を釣れ」という考え方です
実際には、石が構成する「流れ」の方ではあるのですが
良いヤマメがツキやすい石(沈み石・浮石)毎年、良型が「付く」石というのは
確実に存在します
そういうポイントは
その付近で一番大型のヤマメが占有しているハズなので
ここで釣れなければ、ソレ以上のヤマメは望めない…って言っていいくらいです
余談ですが、一番良い流れでは、釣れてもスグに次の魚が入りますから
結構連続して釣れます
(徐々にサイズは下がるけど)
釣り方としては
そのポイントで待ち伏せをして釣るだけなので
難しいことはありません
ただ当然のことながら
こういうポイントの情報は
ほとんど漏洩することはありません
(当たり前)
こればかりは自分で探すしかないです
人から教えてもらったポイントで釣っている以上は
「釣らせてもらったのだ」
と謙虚になって、あまり自慢しないほうが良いです(笑)
Question 12
フローティングミッジピューパのポストに、白色のCDCは使えないのか?
Answer 12
スレた魚には、白いCDCよりナチュラル系の色目の方が良いと言われているけど
個人的な経験則では
かなり渋い状況
(ここで言うところの渋い状況とは、一般河川では考えられないくらいなハイプレッシャー下でのこと)
でも「白」でも充分に釣れているので
あまり関係ない
というのが持論
白という色は、自然界にはたくさん存在するので
この色に魚達が驚異や違和感を感じているというよりは、単にフライマンからみて「目立つ」=「良くない」
との考えが根底にあるように感じる
白いCDCは空の色に溶け込む可能性も高く
ステルス性は充分に期待できる
それよりも
魚の反応なんてCDCの量や、付け方によっても変わってくるし
白が異常に目立ってしまうようなシチュエーションや背景を考慮しないで
唐突に「白が良くない」というのは、少々乱暴な解釈ではないかなぁと思います
Question 13
本物の虫が同時に流れて来ても、どうして魚はフライの方を選ぶのか?
Answer 13
本当のことは魚に直接聞いてみないと分かりませんが…
自分の場合には
「本物とは、ちょっと違う」
という要素が、逆に魚の目を引く…と解釈します
以前、軽井沢湯川の、とあるプールで迎えたイブニングライズのとき
アカマダラカゲロウのスピナーが埋め尽くする水面で、散発的に発生していたライズの主は
たった一本のフローティングニンフのフライを、あえて選ぶのですね
ハッチの過程において
例えばスティルボーンのような「失敗のスタイル」というは
実に様々な形状があるもので
捕食する側の都合から考えると、むしろ「完全体」よりも多様化した「不完全体」のほうが
捕食しやすい、というのであれば
こういった事象に関して、少しは納得できるかも知れない
コレとは逆に
本物が多過ぎることで
フライが全く相手にされない…なんてことも多いので、話は結構ややこしいです
難しいことは差し置いて
フライの方に出てくれる…という事実を
素直に受け入れ、感謝しましょう
Question 14
魚にとって、フライのゲイプの存在はどう見られているのか?
Answer 14
そもそも、フック(何もタイイングしていない状態)だけでも咥えてしまう事がある位なので
ゲイプの存在も、魚には認識されていると考えるのが普通
ゲイプの存在感を打ち消すだけの何か「別の要素」があれば
多分、簡単に相殺されてしまう程度のモノと思うし
そもそもゲイプ自体も
それが魚にとって「脅威」という認識をされていない限りは、さほど神経質にならなくても良いとは思う
Question 15
ドロッパーやトレーラーにすれば、もっと釣れる?
Answer 15
間違いなく、一本針の時より良く釣れます
ただし、一般河川でもC&R区間であったり、管理釣り場(冬期ニジマス釣り場)においては
レギュレーションにより禁止されているケースも多いので
釣りを行う際は、必ず確認しておくことです
ちなみに、僕のよく行く釣り場でもある
神流川C&R区間(上野村漁協)と同冬期釣り場及び特設区(本谷、中ノ沢)においては
ドロッパー、トレーラーは完全に禁止
チェコ・ユーロニンフ等のダブルニンフや、ウエットフライのドロッパーをされる方は
特に注意して下さい
レギュレーションの話はおいておいて…
取り敢えず、システム自体はかなり効果的であることに間違いありません
流れの中で、限られた狭い範囲の中をドリフトする「ダブルニンフ」のような
二本のフライは、魚たちの捕食のスイッチが入りやすく
重さに違いがあってたとしても、近しい体積のフライが結ばれている場合に限り
リードフライにとって、かなり理想的なドリフトに近づける…と考えています
なので
個人的には「スプリットショット」は
トレーラーやドロッパーの代用というのが考え方をしています
Question 16
ルースニングにおける、ショットとフライの距離はどのくらい離したら良いの?
Answer 16
エア釣りの
餌釣り、ルースニング共に、平均して20〜25cm程離す方が多いようです
基本、軽い重りにした場合には短く
重いオモリの場合は長く
という解釈であり
これは魚が餌を口に咥えた瞬間に感じる「違和感」を鈍らせる、誤魔化すという考え
また、軽い重りで距離を長く取ると、餌だけ流れに乗って吹け上がってしまい
アタリが取りにくくなる、とも言われています
ただし、ここまではあくまで一般論
僕の場合には、錘を軽くした上に、さらに距離も長く取る方向で考えています
勿論、こんなシステムではフライも餌と同様、流れで吹け上がってしまうわけなのですが
私的思惑としては
実際の餌(フライ)が吹け上がってしまう、というのは
とても自然な状態であるとも考えています
(吹けて困ると考えるのは、あくまで釣り人都合)
逆に、そんな状態で食わせることが出来れば、魚も早々に餌(フライ)も吐き出さないし
そうなればなったで、それなりの魚信は現れるもの
と考えています
必ずでは有りませんが
その時の状況に応じて長く取ることは多々あります
長くした場合でも、ショットとフライが斜めで流れてしまう
(一直線上ではなく)と、石に巻きやすくなるので要注意です
Question 17
ニンフでのバラシを減らすには…
Answer 17
エア釣りの
ドライフライのフッキング成功率が高いのは
魚がフライにアプローチしてくる角度が関係してくる
(魚がフライを捉えた時と、咥えて戻る時とでは角度が違うから、フッキングの成功率は高くなってしかり)
水中の場合には、魚が真正面からフライを捉えた場合
フライを(うまく)吐き出されてしまう可能性が出てきくる
ドライフライの場合には、浮上過程で既に角度がついているので
魚の頭上にフライを通すイメージで問題ないのだけれど
ニンフの場合には
魚の定位する位置から、ドリフトレーンを左右どちらかに(あえて)ズラして流す
このようにすれば「フライを咥えた直後」→「向き直る」ことで自然と角度が変わってくるので
フッキングの成功率を上げる事ができる
成功率が上がればバラシの確率は自然と減少する
Question 18
魚が探せないんですけど(自分だけ見えない)
Answer 18
一番の理由は、本人が「魚がどんな風に見えるのか、判っていない」
だから、既に見えていても、それが魚だと理解していないのが一番の原因
魚単体で探すと見つかりにくい
魚が好んで定位するレーン(水の流れや流速)というのは、大体決まっていて
慣れている方は、そういうところを無意識に観察する習慣が身についているので
案外スグに見るけることが出来る
偏光グラスも重要ではあるけれど
常連でも「鬼クラス」になると、普通に裸眼で見つけたりする
Question 19
ライズフォームで捕食している虫を断定できる?
Answer 19
おおよその予測としては良いが、思い込みは厳禁
ライズフォームと、実際に捕食されている虫のサイズやステージに、強い法則性は感じない
魚の捕食練度(スキル)や、そのときの心理状態で左右されることも多い
イレギュラーな羽化や
まだ魚が、その虫を食べ慣れていない…虫の動きが予測できていない
であろう場合には、割と派手なライズになることが多い
逆に日々、定刻で始まる羽化では
大概のライズは静かに吸い込むようなフォームになる
ガガンボ=スプラッシュライズ
という公式は、あくまでシーズン初期に多く見られる傾向であり
練度の進んだ、羽化期中盤以降のライズは、水面直下絡みのライズが圧倒的に多くなる
また、一度に大量に出る「ブユ」のアダルトの釣りでは
パニックに近いスプラッシュになる事もある
たまに、スプラッシュライズを「ライズの失敗」と解釈する方もいるが
実は全然そんなことはなく
実際には、相当にラフな出方に見えるものの
フライがマッチしていれば、かなりの確率でフッキングするもの
Question 20
アタリが続きません。
Answer 20
今まで順調に釣れ続けていたのに、パッタリと食いが止まってしまったら
フライを投げるのは一旦辞めましょう
さっきまで釣れていたから、といって
同じフライを延々と投げ続ける方が多いですが
これが一番のNG
同じことを何度繰り返しても、ここからの好転はまず見込めません
魚は必ずフライは見ているはずなので
それで釣れない…というからには、何か理由があるのです
仕掛けを変える、フライを変える、流し方を変える、立ち位置を変える…などなど
何かしら、変えること
Question 21
ミッジングをやりたいのだけれど、適したロッドやリールを教えて。
Answer 21
使うフライに合わせ、使用するティペットやリーダーが決まり
そこからライン、というの順序で決めるのが
本来の正しいタックルの決め方
流れ的には、ロッドやリールを決めるのは
一番最後
例えば♯26のフライを使うことが前提なら、それを結ぶティペットは
アイの大きさからも大体決まってくる
(太いティペットはアイを通しにくかったり、結ぶとフライが固着したりする)
使える(使う気になる)9X前後のティペットになり
それらを結ぶリーダーとしては、パワーの伝達がスムーズな一段落としの(例えば)8X
(リーダー長さは自由)
これらのリーダーをしっかりターンさせる、もしくは合せた時にストレスを一点に集中しないようなバランスとして
♯1〜♯3くらいのフローティングラインあたりが決まってくる
(後半に来れば来るほど選択幅は広がってくるので、そこは好みで選んで良いです)
それらのラインで、実際に釣るレンジを加味して
8〜9ftくらいのロッドを決まり、ラインキャパとロッドとの重量バランスで
最後にリールが決まる
Question 22
細糸だと切れちゃう
Answer 22
ミッジングのように、各パーツが繊細な場合は特に
システム全体のバランスが重要であり
仕掛けの一部分(細糸とか)だけを切り取って考えては駄目
ミッジだとフックが伸ばされる
ティペットが細いと切られる
というのは、使い方は勿論のこと
そもそもシステムのバランスが何処かのセクションで破綻している事が多い
太さの違うものを結ぶ
素材の異なるモノを結ぶ
こういった場合には
パワーの伝達がスムーズでないと
一番弱い場所に負荷が集中してラインブレークしやすい
例えば
メーカーセールスを鵜呑みにして強度優先でフロロカーボンティペットを選ばれる方も多いけど
切れにくいという感覚が、ラフな操作を助長しやすいし
結局のところ、フロロを結束しているナイロン側が切れてしまったり…
といったトラブルが起こりやすい
であれば
伸縮性の長けたナイロンを、長く取ることで衝撃の吸収をやわらげ
両端に掛かる負荷を軽減することになるので、結果として糸切れは起こりにくくなったりする
このように
かかる負荷を、どうやって分散せていくか…ということを考えてシステムを組んでいくことで
細糸は実践で使う事は充分に出来るものである
Question 23
結局ニンフは重い方が良いか、軽いほうが良いか
Answer 23
極論から言うと、どちらでも良い
複雑な流れや深い流れに付いている魚に、直接アプローチする場合
基本、フライは重いほうが効率が良い
ディメリットとしては、キャスティングが難しくなるのと
常にテンションを絶やさないために、スタイル的には竿下の釣り(提灯釣り)になる
また、魚が違和感を感じやすくなるのでショートバイトになりやすく
魚をスラせやすい
また、首を振られた時にフックアウトしやすい
フライが軽い場合には
重くした場合のディメリットは、全てメリットとなる
ただし、アタリ自体は出にくくなるので
難易度的には高くなる
ただし、フライをシッカリと沈められていることが条件
Question 24
フライは小さい(ミッジ)とフッキングしにくい?
Answer 24
今までの経験で
そのように感じたことは一度も有りません
逆にフライが大き過ぎて(全長6cmくらい)弾かれたことは幾度もあります
「小さいとフッキングしないんじゃないかなぁ…」
というのは先入観以外、何物でも有りません
Question 25
本物の虫でも喰われる奴と喰われないヤツがいますが…
Answer 25
スレ度が上がってくると、魚は虫をよく観察するようになり
本物の虫でも「喰われるタイプ」と「喰われないタイプ」が出てきます
往々にして、喰われるタイプは
「ドリフト中に小刻みに動いているやつ」
サイズが小さいと遠目では見分けが付きにくいけど
フライでは表現できない、微細な動きを見極めている可能性が非常に高いです
また、羽化直後のダンのステージでは
シャックが引っ掛かって羽化にもたついている個体
特にモゾモゾ動いているやつは、喰われやすく感じる
中型・大型のメイフライで集中羽化するタイプだと
この状態に陥っている個体は意外に多い
テール材にシャック(を模した何か)が付いているだけで
反応はかなり違うが面白いです
Question 26
マイクロドラッグとは
Answer 26
ドリフト中のフライに、微細に掛かるドラッグのこと
「ナチュラルに流している」のに、魚がフライに出ない場合に
良く使われる
ナチュラルドラッグの許容範囲
そのジャッジメントは、割と個人差が有るので
実際には
「ナチュラルに流している」
つもりになっているのは当人だけ…と言うパターン
隣で見ていると「思い切りドラッグが掛かってるよね〜」ってことが殆ど(笑)
そんなドラッグが掛かったフライでも、うっかり出てしまう(笑)魚も結構居るので
そんなにシビアじゃないのかなぁ…という気はします
魚は完璧に食いに来ていても
ドラッグに対して補正はしてこないので
運良く掛けても
かなりの確率でバラすことになる
シッカリ咥えさせる、という意味では
ドラッグ回避(もしくは食いやすいドラッグ)は重要課題です
Question 27
そんなに細いティペットでハコスチ取れますか?
Answer 27
無理さえしなければ、普通に取れます取れます
ハコスチのように、引きが強く、大きい魚のラインブレイクの大半は
フライを飲まれることが一番の原因でしょう
仮に0.8号、1号というティペットを使っていたとしても
フライが飲まれてしまっていれば切れない保証はありません
そこで大事なのは
フライを飲まれないこと
つまりは
飲まれやすいフライは使わないこと
と考えています
具体的には
エボレス、エッグ、ガム系のアトラクター的なフライは
飲まれやすいフライの代表格と言えます
マッチ・ザ・ハッチ的なフライの場合
魚も派手にバイトしてくることは少ないので
飲まれる可能性は、かなり低いです
本番のヤマメ釣りで、終日ニンフで通したとしても
フライが飲まれる確率は、いいとこ1〜2匹程度でしょう
Question 28
フライから先に流さないと釣れないのか?
Answer 28
ドライフライの場合には、先に流したほうが良い
少なからず、本流のライズを釣っている時は
フライを先に流さずに釣れた試しがない
但し、ニンフの場合には
フライが先に流れようが、後から流れようが
あまり関係ないと考えている
(マーカー先行のルースニングでも釣れていることが、その証拠)
水中のフライをフライ先行で流してしまうと
魚がフライを咥えた際のストライクを感知することは出来ないので
魚がブラインドの状態で有るならば、ストライクが出やすい
「フライ後追い」で流すべきだし
魚が目視できている状況であれば
魚の挙動から、ストライクが出る前にフッキングさせることが出来るし
間合いが取りやすい「フライ先行」の方が良い
Question 29
岸釣りの丸沼では、向かい風が吹いたほうが釣れるのは何故?
Answer 29
考えられる
表層の虫やプランクトンが風が吹く事によって
岸に打ち寄せられ
それを求める小魚が集まりやすくなる
結果、それらをベイトとする鱒族も集まって来やすくなる
また
岸にぶつかった送風流による表層湖流は
湖底に沿って沖に戻る離岸流となる
(立ち込んでいる際に、足元の砂地をシャッフリングすると分かります)
フライやフライラインが、この層の流れに入ったときに生じる
僅かな「引き重り」感を感じることが大切
この「引き重り」のリトリーブ中に釣れることが圧倒的に多いので
特に意識すること
Question 30
小さいニンフなんて必要ある?
Answer 30
考えられる
通常の一般河川(放流の有無に関係なく)で釣る場合
魚が気付きやすいフライの要素としての、目立つという意味合いでは
大きいニンフの方が有利であることは確かだし
実際の釣りでも効果的な場面も多い
ただ…それじゃぁ「小さいフライ」では釣れないか?というと
これまた、そんなこともなくて…
それらのフライで釣れた魚でもあっても
ストマックから♯20前後のニンフが普通に出てくることを考えると
小さいニンフでも、この魚を釣ることは可能であった
とも言える
特にC&R区間のように、連日のフィッシングプレッシャーにより
スレた切った魚たちで溢れかえってるような流れでは
大きなニンフは「悪い意味で目立って」しまうことから
かなり早い段階で見限られることになる
こういう流れでシッカリと釣果を出そうすると
自ずと常食となるニンフのサイズに合わせるのが、最も自然なニンフィングと考えている
対象が極小サイズのニンフであれば、そのようなサイズを使うことは至極自然な流れである
基本的に
基本的に
恵まれた環境(スレていない…とか、野生に近い魚)であれば
魚は本能に従順であり
そんな釣り場では、ニンフのサイズにシビアになる必要は基本的にはない
Question 31
ショットやマーカーに魚が反応してしまう
Answer 31
ことはよくあること
これは悲観することもなければ、特段問題とはならない
魚は実際、流下する水生昆虫だけ捕食しているわけではなくて
落ち葉や木の枝、種子などのゴミも誤認識で一度は捕食する
その中で違和感を感じたモノに関しては、吐き出すといった行動を取る
(ただし違和感を感じなかったモノは、そのまま飲み込んでしまう)
以降、これらの物体は流れてきても無視をするようになる
それは魚にとっては日常的なことで
魚が感じる捕食時の違和感だけでキャンセルさせている限り
釣りには全く影響はない
問題は誤食の際、不用意なテンションを掛けてしまうことで
これは確実に魚側に警戒心を与えてしまう
Question 32
ティペットは細い方が釣れる?
Answer 32
ティペットは、いくら細くしたところで
魚には見えていると思っている
細くすることで釣れやすくなるのは事実で
でもそれは「糸が細いから魚から気付かれない」というより
糸の張りが減少することで
「フライが自然と流れる」「フライの吸い込みを阻害しない」
と考えてる